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なんとかやっていくのが、人生ですな ★ 映画『Driving Miss Daisy』より |
雨ってきらいじゃない みんなはいやってゆーけど ★ 紡木たく『瞬きもせず』より |
そんなにたくさん読まなくてもいいのに ★ 若島正「本格ミステリ大賞 受賞の言葉」より *1 |
どんな人ごみですれ違っても
わたしにはきっとわかる ★ 成田美名子『エイリアン通り』より |
いわくありげなセリフを吐いたまま黙ってしまう探偵!
アンフェアちゃうんか! ★ 森博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』より |
”よくやった事の報酬は、それをやったって事だけ”さ ★ 三原順『カッコーの鳴く森』より |
安易に『現代』や『現実』に凭れかからない、固着しない、振り回されない ★ 綾辻行人『霧越邸殺人事件』あとがきより |
この心細さはなにごとだろう。 江國香織『ホリー・ガーデン』より |
この世に生まれるということは、なんと辛く、そして光に満ちているのだろう。 乙一「華歌」(『きみにしか聞こえない』収録)より |
小説という表現でしか探り当てることのできない真実もまた存在する。 ★ 桐野夏生「第55回日本推理作家協会賞 選評」より *2 |
恋はするものじゃなく おちるものだ 江國香織『東京タワー』のキャッチコピー |
図星をさされると、人はみな立腹する 川原泉「月夜のドレス」より |
そしてあたしはそれだけでいいと思う。 内田春菊『あたしのこと憶えてる?』より |
カケルシリーズはおろか『テロルの現象学』まで読んだ。本当に最後まで読んだ。 萌えのエネルギーというのは、かくも強いものなのである。 ★ 近藤史恵「十七歳の頃」(エッセイ)より *1 |
世界は別に私のためにあるわけじゃない。 だから他のことはきっぱりと、むちゃくちゃ明るくした方がいい、って。 吉本ばなな「満月」より |
「年とるのってさ 嫌いじゃないよ」 「年とともに自由になるってわたしの友人も言ってました」 成田美名子『エイリアン通り』より |
台風の進路だって、扇形に広がっているだろう?
人間の進路はもっと広角だ。 ★ 森博嗣『詩的私的ジャック』より |
この世には探偵小説でしか語れない真実というものがある。 山田正紀『ミステリ・オペラ』より |
叶えられるものならば、どうぞ僕にも安らかな眠りを。 さもなくば、血の通わない無機物の人形のような、限りなく冷徹な心を。 ★ 綾辻行人『霧越邸殺人事件』あとがきより |
「寂しい」という感情は、何故か「寒い」という体感に似ている。 森博嗣『詩的私的ジャック』より |
暴力や恐怖や死の幻想を綴った素敵な小説や映画がもっともっとたくさん創られることによって、 現実社会に遍在するそれらの全部がそこに吸収され、封印されてしまえばいいのに…… 綾辻行人『殺人鬼』あとがきより |
嵐の雲も遥か上は 上天気 Dreams Come True「a little waltz」より |
一所懸命話せば、きっと判ってくれる。お兄ちゃんが保証するよ。 ★ 倉知淳「約束」(『日曜の夜は出たくない』収録)より |
どうしてこのままじゃいけないのかしら。このままでこんなに自然なのに。 江國香織『きらきらひかる』より |
喰え。喰えば、助けてやる。 綾辻行人『殺人鬼』より |
ROUND ROUND 無理をせずに だけど逃げないで 谷山浩子「MOON SONG」より |
ゴールが認められないことがあっても、さらに1点決める努力をすべきだ。 2点目が認められなければ、3点目を決めるんだ。 ★ ドイツGK カーン選手のコメントより(24日朝日新聞) |
「だてに東大は出ていない」
「殿下はマリネラ大学でしょう」「だから出ていないと」 ★ 魔夜峰央「バンコラン死す!」より |
あんまり平気平気って言ってると、まわりもそうとしか思ってくれなくなるわよ そして、そーゆーふうに自分を追い込んでると、あとで取りかえしつかなくなるわよ わかつきめぐみ『So What?』より |
ああ、あなたはいつかの何とか云う人! ★ 京極夏彦「山颪」(『百器徒然袋−雨−』収録)より |
浜の真砂は尽きるとも、世に本格の種は尽きまじ 京極夏彦 推理作家協会賞受賞の言葉(綾辻行人『セッション』より) |
新本格ム−ヴメントの本筋は、書きたい小説を書き、 売りたい本を売り、読みたい小説を読むという自由さにある。 ★ 二階堂黎人『女囮捜査官4』(山田正紀)解説より |
この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君 ★ 京極夏彦『姑獲鳥の夏』より |
そちらから、こちらが見えないことも。 ★ 北村薫「川の蛇口」(『月の砂漠をさばさばと』収録)より |
八重桜の話、知ってる? 遅く咲いても鳥や虫は来てくれる だから、自然にまかせて自分の咲く時に咲けば、それでいい わかつきめぐみ『So What?』より |
Q.初恋の思い出を聞かせて下さい。 A.嫌です。 ★ 森博嗣『臨機応答・変問自在』より |
私の幸せ? そんなものはとっくにみつけたし、それ以来私はずっと幸せだ。 ★ 江國香織『神様のボート』より |
あなたのせいで、死体がふえる。 ★ 「かまいたちの夜」キャッチコピーより |
洋館は小さな美術館でもある ★ 藤森照信・増田彰久『建築探偵 東奔西走』より |
台所の床に立ちすくんだまま覚った。 一人で生きていけるというのは、嘘だった。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より |
「私、繊細なんです」という人がいるが、そういうことが 口にできるなんて、信じられないくらい鈍感である。 ★ 森博嗣『君の夢 僕の思考』より |
どんな人間にせよ、どこかに狂気のポテンシャリティーを持っているはずだってことです。 ★ 綾辻行人『時計館の殺人』より |
僕らが日頃、揺るぎないものと信じている
" 現実 " が、 実のところどれほど脆く危ういバランスの上に成立しているのかってこと。 ★ 綾辻行人『時計館の殺人』より |
この世界に、狂っていない人間など一人もいやしません。 綾辻行人『時計館の殺人』より |
速読は大っ嫌いです。書物に対する冒涜です。 速読なんか絶対しません。読書は速度じゃなくて人生です。 ★ 京極夏彦「大極宮通信vol.003」より |
馬鹿を馬鹿と言って何が悪いのか、とよく言いますが、ワタクシは、賛成できません。 言えば言った分だけ、自分の「徳」が減ります。 それを聴いたり読んだりした人の「徳」も、減りますね。 ★ 早見裕司「TVジャンキー 第40回」(e-NOVELS)より |
生きているのは楽しいかい ★ 綾辻行人『最後の記憶』より |
つまらない本格は一回目も二回目もつまらないですよ(笑)。 面白い本格は一回目より二回目が面白くなりますね。 ★ 北村薫「本格ミステリの原点と未来」より |
そうすると、自分の限界がわかるのよ。 そこからが始まりなのよ。 ★ 吉本ばなな『キッチン』より |
どうして、こんな綺麗な感情ができたんだろうね? なんかさ‥、 異物を押し込まれたところに嫌々できる、真珠みたいだと思わない? ★ 森博嗣『封印再度』より |
こっこっこっこの大量の網目もようのメロンはっ!? ★ 遠藤淑子『王室スキャンダル騒動』より |
やらないでずっと夢見るよりは、やってみて後悔した方が、少なくとも前進である。 ★ 森博嗣『臨機応答・変問自在2』より |
これは続いている。まぎれもなく続いている。 こっちが勝つまで、続けてやる。 ★ 高見広春『バトル・ロワイアル』より |
永遠に未完成のまま、お気楽に、しかもとんがって、よたよたと走り続けて、 誰にも気づかれることなく消えていきたいとそう願っています。 ★ 山田正紀「e-NOVELS特集」より |
なおちゃん ユーツはなおりましたか しあわせにねと 言わなくちゃね ★ 谷山浩子「なおちゃん」(「HIROKO YANIYAMA '80s」収録)より |
夢は叶えられる可能性が皆無ではないが、妄想が現実化することはない。 ★ 牧野修「葛千夜」(『三人のゴーストハンター』収録)より |
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