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嫌なことは忘れて、良い作品を描いて下さい。 学生時代から、僕は君の描く絵が好きです。 ★ 綾辻行人『人形館の殺人』より |
今日が日曜なのは君のせいじゃない 森博嗣『封印再度』より |
マリナーズもドジャーズもだめだったのに、 ジャイアンツがプレーオフ進出したことで、 あらためて新庄剛志の才能を感じた。運も才能のうち。 ★ 殊能将之「Mercy Snow」2002年10月前半 memo より |
評価なんていうのは、絵の本質とは全然別次元の問題です。 だから、本当に好きなこと、やりたいことには、 存分に自信を持てばいいんです。 ★ 綾辻行人『人形館の殺人』より |
その凄絶なロマンティシズムを、絶望の淵の綱渡りを、 綾辻行人は生き抜いてきた。だから彼の言葉は堅い。信じられる。 津原泰水「十五年ぶんの覚書」(『綾辻行人ミステリ作家徹底解剖』収録)より |
あのね。一生のお願いって‥、普通、一つじゃないかな‥ 森博嗣『詩的私的ジャック』より |
こんな晴れ晴れとした空の下にいるだけで、 何かこう、やったるでえって気分になってこないかよ ★ 倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』より |
活字に触れなさい。映像と違って、 主体的に読まないと情報が頭に入ってこないから。 そこから、自分の頭で考える力が生まれてくる。 ★ 読売新聞10/11コラム「読書していますか1」稲垣喜代志さんの言葉より |
和服っていうか、日本式。すごく洗練されてるし、ぼくらしか着られない。 トム・クルーズとかブラッド・ピットとか、どっちが着ても爆笑だと思うんですよ。 着物も時代劇も、ぼくらの特権だし、文化だから。 窪塚洋介 読売新聞「zipzap」インタビューより |
いつか このひとたちと 同じくらいの位置で ものがみたい ★ 紡木たく『ホットロード』より |
そこから二十年、状況はものすごく変わったけれども、氏はちっとも変わらない。 彼は多分、あれを貫いてしまうんだな、と。すごいことだ、と思う。 ★ 小野不由美「隅っこの人」(『綾辻行人ミステリ作家徹底解剖』収録)より |
電子メールでの年賀状というのは、スペースシャトルで ツタンカーメンを運んでいるようなものだ。 森博嗣『笑わない数学者』より |
日本には花の散り際も楽しむという伝統がある。 ★ 泡坂妻夫『泡亭の一夜』より |
ボクはお金なんて名前じゃない ★ 西原理恵子 コミックエッセイ(『綾辻行人ミステリ作家徹底解剖』収録)より |
どうやって負けたら良いのかも、考えなくちゃ。それが名人というものさ ★ 森博嗣『笑わない数学者』より |
実用にはならない、意味なんてないんだけど、 でもそういうところに美は宿るんですよね。 有栖川有栖 対談「論理(ロジック)とトリックの美しさを求めて」より *1 |
やっぱり「本格ミステリー」といったら傍点でしょう(笑)。 ★ 瀬名秀明「贈る物語刊行記念鼎談」より |
窮地に陥った人間の土壇場の知恵。そこには「笑い」だけではなく、大げさに言えば、 必死に生きようとする人々の「悲しみ」や「業」までが見え隠れしている。 そういったことをひっくるめて、つまりは「面白い」のである。 「おかしい」のである。「生きる勇気」が湧いてくるのである。 ★ 三谷幸喜『オンリー・ミー 私だけを』より |
Q. ウルトラの母はウルトラマン全員を産んだんでしょうか? A.
蜂みたいですね。 ★ 森博嗣『臨機応答・変問自在2』より |
普遍的な内容を持っていて永遠に古くならない落語のことを古典落語と申します。 ★ 桂枝雀『らくごDE枝雀』より(11月5日付読売新聞「編集手帳」に掲載) |
「失礼だな。ぼくは骨太なんだよ」「骨まで太ってるのか」 ★ 京極夏彦『どすこい(安)』より |
ゴミ捨て場がどうなっているのか、犯罪がなぜ起きるのか、戦争がなぜなくならないのか── そのたったひとつの答、人類が恐ろしいほどに不完全で 中途半端な生き物であることこそを、彼らに教えるべきだ。 ★ 我孫子武丸『殺戮にいたる病』あとがきより |
「ご趣味は」「密室を少々…」 ★ 舞城王太郎ファンサイト「ケムリズム」日記より |
読んでいないんだったら、読んでみればいいだけの話でしょう。 「おれは読んでない!」なんて威張るようなことじゃ全然ない。 ★ 綾辻行人「2003 本格ミステリ・ベスト10」インタビューより |
ただ、彼女がこの世界のどこか、同じ空の下に存在して、 同じ時間を生きているのだということを考える。 ★ 乙一「未来予報」(『さみしさの周波数』収録)より |
シャールくんの友だちだっていえば、だれもが大歓迎 してくれる国になるよう、とーちゃんを手伝うことにしたぜ。 ★ 成田美名子『エイリアン通り』より |
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。 娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 ★ 『平家物語』より |
「太鼓叩きはなぜ笑う」っていいタイトルだなあ、 意味ありげでちょっと気味悪くて ★ 倉知淳『鮎川哲也読本』より |
そうして最後にはすべての謎は解かれます。でも割り切ると 寂しいし、余韻がありません。なので余りを少し残して下さい。 喜国雅彦「こんな探偵小説が読みたい」(協会報12月号リレーエッセイ)より |
探偵は論理的な推論をするまでもなく、そして 実験的に確かめるまでもなく、最初から犯人を知っていたのだ ★ 笠井潔『バイバイ、エンジェル』より |
空だ ★ 高橋亮子『夏の空色』より |
2日2晩、雷鳴が鳴りつづけて、今朝はあられまで降ってきたよ。これはわたしの 勘だけど、いまごろどこか近くの古城では20人くらい密室状況下で惨殺されてるね。 ★ 殊能将之「Mercy Snow」2002年11月前半 memo より |
そして、そこにある「美しいか、美しくないか」 という考え方が、純粋で綺麗だと思いました。 ★ 乙一「綾辻行人を語る21人」(『綾辻行人ミステリ作家徹底解剖』収録)より |
このまま時間止めて下さい 春なんか来なくてもいいんです 雪が‥このまま積もって積もって 何もかも凍らせて‥ ねえ神様 ★ 高橋亮子「北風吹いても‥」より |
私の仕事は死にゆく人に時間を忘れさせることだった。 吉本ばなな『SLY』より |
この生涯で私は、あと何回桜を見ることができるかな? ★ 吉本ばなな『SLY』より |
しかし、わたしは身勝手で我儘な小娘だった。 ★ 笠井潔『バイバイ、エンジェル』より |
遅れちゃう前から遅れちゃいましたねとおっしゃらないでくださいね(笑)。 ★ 京極夏彦「大極宮」より |
今の銃弾で私は死んだ!後の人生はオマケだ!もうどうにでもなれだ! ★ 佐々木倫子『ぺパミント・スパイ』より |
自分のためではなく、人類のために創作活動をしているのだという人がいますが、 それは正直ではないと思います。そうせずにはいられなくて、自分のためにするのです。 何ものかにかり立てられて、しているのです。 ★ チャールズ・M・シュルツ『スヌーピーの50年』より |
「生きてる人はね、先に逝った人の分まで切符を持っているんだよ。だから 勝手に列車を降りちゃいけない。最後までその切符はなくしちゃいけないんだ」 ★ ちか「御手をあなたに」より |
音がしそうな空だね。 ★ わかつきめぐみ『So What?』より |
「今もクローゼットの中には、錆びたピッケルがしまってあるんだ‥」 なぜ !? どうして !? 何のために !? ★ 河内実加「笠井潔氏について知っているある程度の事柄」より |
だから旗ふるの! だからボクは旗ふるの! ★ 三原順「だから旗ふるの」より |
化学染料は脱色することができるが、植物染料は脱色することができない。 自然が主であるか、人間が主であるかの違いであろう。 志村ふくみ『色を奏でる』より |
こんなもんでもね、作ってると楽しいわよ。 日本中の赤んぼと友達になったみたいな気がして。 ★ 映画『生きる』より |
やっぱりさあ、自分の背負ってきた人生を大切にしようよ。 ★ 太田忠司HP「NEW KIDS ON THE TIGHTROPE」日記より |
どんな人間のなかにも、どんなに下劣で粗野で残忍そうに見える人間のなかにも、 心の底にはなにかきらきらと輝いている水晶のかけらみたいなものがある。 ★ 笠井潔『サマー・アポカリプス』より |
愛人だと思って、なめんなよ! ★ ドラマ『踊る大捜査線』より |
どうしたかというと部屋へ戻ってまた寝た。もう、やけくそだった。 ★ 吉本ばなな『白河夜船』より |
つらいけど、人はね、神様がゆるしてくれるまで、 何があっても生きなくちゃいけない。 ★ 西原理恵子『ぼくんち』より |
人からきいてもらいたいことに限って、滅多にきいてもらえない。諦めた方が良い。 ★ 森博嗣『議論の余地しかない』より |
人はまた新たな悦びや、そして哀しみの土壌を耕してゆくのです。 何て素晴しいエロスでしょう。 ★ 原マスミ 吉本ばなな『白河夜船』解説より |
振り向けど 帰りえぬ日々 手を振れど 振り向かぬ時代 ★ 綾辻行人「手を振れど…」より |
本格の精髄は短編にあり ★ 西澤保彦HP「西澤保彦ファンクラブ」より |
「だから、そのうち目が覚めることを信じて、寝てていいんですよ」 ★ 吉本ばなな『白河夜船』文庫版あとがきより |
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